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今月の一着

 1767年に創業の衣服商。 1830年代に毛織物の生産をスタートさせ、「最高の天然素材でかつ華麗な品質のものを生産する。」と云う同社のポリシーは、200年以上経つ現在でも変わらず受け継がれています。 また伝統の中で培われてきた技術により、ヴィキューナ・カシミア・キャメルヘアーなどコート、ジャケット地を得意とし、スーツ地は一切生産しない特化したもの作りで「シャネル」、「ブリオーニ」、「ダンヒル」などの有名ブランドに絶大な評価を得ています。 その他、スカーフやストールも原毛から染色、織り、仕上げまでの工程全てを同一工場で行っています。

「Joshua Ellis」のエスコリアルウールマフラー

「Joshua Ellis」のエスコリアルウールマフラー

エスコリアルウール(Escorial Wool)とは

 14世紀頃に北アフリカ マグレブ産の小型の羊がムーア人に連れられてスペインに移動しました。 その中で選別された羊毛が15世紀になってスペイン国王の所有となり、集められた羊毛がヨーロッパ王侯貴族達の外套衣服となり、その後16世紀に国王フィリップ2世が、El Escorial宮殿の庭で飼育するようになったことがEscorial Sheepの所以です。

 17世紀には、約4万頭にもなり、その糸で高級衣服が作れるとして「国外持出し禁止令」が制定されたほどの貴重品となりました。 しかし、1765年にチャールズ国王がこの法を破り、ザクセン候に100頭を譲ったことで19世紀のナポレオン戦争で姿を消したEscorial Sheepが唯一ザクセン地方に残ることになります。

 20世紀になるとザクセン地方のEscorial Sheepは、第2次世界大戦で死に絶え、オーストラリアに残るものだけとなったのです。 1967年、タスマニア島を訪れたPeter Radfordはこの繊維の特異性を見出し、技術者達の協力を得て、衣服として最適な繊維を作りあげる方策を開発し、ここに「ESCORIAL」が再生しました。

 現在では、希少性と純血保護の観点から「William Halstead」や「Tayler&Lodge」などの数社が組合を作り、生産・管理を任され販売しています。希少なVicunaより数少ない頭数しか存在しておらず、年間の生産量は、数十トン程度と云われています。 Escorialは夏に涼しく、冬は暖かく人の体温を保つ特徴があり、カールヘアに似ています。 また撚った糸の間に閉じ込められた空気によって弾力性と断熱性が増し、独特のソフトな手触りがあります。

ワイン/ Wine
(1)ワイン/ Wine
ブラウン/ Vicuna
(2)ブラウン/ Vicuna
ベージュ/ Camel
(3)ベージュ/ Camel
ブルー/ Sapphire
(4)ブルー/ Sapphire
グリーン/ Teal
(5)グリーン/ Teal
グレイ/ Charcoal
(6)グレイ/ Charcoal
ブラック/ Black
(7)ブラック/ Black
 
 
商品説明

価格   ¥23,760 (本体価格 ¥22,000)
送料   無料
生産国   イギリス
素材   Escorial Wool 100% (Joshua Ellis)
サイズ   約30×180cm (房の長さを含む)
カラー   全7色
ワイン/ Wine、ブラウン/ Vicuna、ベージュ/ Camel、
ブルー/ Sapphire、グリーン/ Teal、グレイ/ Charcoal、
ブラック/ Black
メンテナンス   ドライクリーニング

「Joshua Ellis」
 
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