Lifestyle Web Shop SHINANOYA

SHINANOYA lifestyle Web Shop | 横浜 信濃屋

楽しさを形にした靴。

楽しさを形にした靴。

アイビーな気分を楽しむ

 アイビーボーイやアイビーシスターにとって、いわゆるアイビーらしい着こなしをするために、靴は最も重要なファッションアイテムです。

 トップやボトムは必ずしもトラッドなディテールでなくても、着方でアイビーっぽい演出をすることが可能ですが、靴だけはトラッドシューズでないとさまになりません。

 おなじみのローファー、プレーントウ、ウイングチップ、チャッカーブーツ、デザートブーツ、スニーカー、そしてサドルシューズなどですが、これらは他に代わるものがありません。

 自分はアイビールックは明るく楽しいファッションだと思っているので、特にサドルシューズは欠かせないマストのアイテムなのです。

 ジーン・ケリーやフレッド。アステアのミュージカル映画で楽しい気分や幸せな気持ちを表現する時には大胆なバイカラーのサドルシューズが定番ですし、アメリカン・グラフィティやバック・ツー・ザ・フューチャーの50年代、60年代の若者たちの足元を決めているのもサドルシューズです。

気分を変えて

 自分はアイビーボーイとしてサドルシューズを5足持っています。多いのか少ないのかは分かりませんが、気分を変えたい時にその気分に合わせた靴を選んでいたら5足になったということです。

 一番よく履くのが白とネイビーのバイカラーでアンツーカーソールのバスの靴です。ネイビーが服とのコーディネイトの幅を広げてくれるので、雨の日のお気に入りです。(1)

 次はリーガルの2060です。定番の2051やグラッドハンドとのコラボ2015がコッペパンのような爪先なのに比べて、ブラウン社との技術提携の2060は自然な丸みの爪先で紺ブレによく会います。(2)

 3足目はそれこそ学生時代に買ったYANという古い靴で、薄いベージュとサンドのバイカラーに白い紐、白いクレープソールというスニーカー感覚が気に入って、チノパンやブルージーンズに合わせて楽しんでいます。(3)

 4足目は茶の同色切り替えのフローシャイムです。落ち着いた雰囲気でトラッドシューズの名門の自信を漂わせています。自分はツイードのスーツやジャケットに合わせて知的な演出を楽しんでいます。(4)

 5足目はスエードのハッシュパピーです。軽くて履きやすくコーデュロイのパンツやスーツと合わせて、楽しさの中にも大人の雰囲気を楽しんでいます。(5)

 楽しさを形にしたサドルシューズは、気分が落ち込んでいる時にこそ履いていると、いつに間にか気が晴れてきて、うきうきと足も心も弾んできます。

 
著:小熊俊行(おぐま・としゆき)
大手広告代理店を経て、(株)マーベリック出版を設立。米国DC COM社と提携し「月刊スーパーマン」創刊。
1980年(株)バス・コーポレーションを設立、現在に至る。
東京ディズニーランド開業、横浜博覧会、関西国際空港開港等のプロジェクトに参画し、好意づくりのコミュニケーションを目指す。
また地域のまちづくりや活性化事業のアドバイザー等、生活者のニーズを満たすまちづくりや担い手づくりなどの支援活動に携わる。
トラッドなアイビーファッションの愛好者であり、2014年より(株)信濃屋の顧問を務める。
  バックナンバー>>
うんちく ライフスタイル ショッピングカート 信濃屋へのご要望・お問合せ ライフスタイルショップ 信濃屋 ご利用ガイド 信濃屋について